グリーンスムージーと便秘の関係

by watashi on 2016/6/10

食物繊維がたっぷり入ったグリーンスムージーは、便秘の解消になる飲み物としてお通じの悩みを抱える女性が利用することがあります。確かにたくさんの食物繊維が摂れるのですが、便秘のタイプを考えて飲むようにしないと、却って便秘が悪化してしまう可能性もあります。

慢性的な便秘は主に、弛緩性、痙攣性、直腸性の3つのタイプに分けられます。弛緩性は筋肉の収縮力が低下して蠕動運動が弱まって排便しにくくなっている状態です。痙攣性は強いストレスを受けたことで自律神経のバランスが崩れて起きる症状で、下痢と便秘を繰り返すこともあります。直腸性は便意がうまく伝わらないことで発生し、排便を我慢しすぎて起こるケースもあります。

ストレスなどが原因になっている場合には、娯楽や運動などでストレスを発散したり、のんびりとお風呂につかって体をリラックスされると排便が促される場合があります。筋力が低下している時には、股関節周辺のストレッチをしてインナーマッスルを鍛えるようにします。

食事の偏りやダイエットによる食事量の減少が原因になっている場合には、グリーンスムージーが役立ちます。スムーズな排便を促すには、摂取する食物繊維選びも大切です。食物繊維には水に溶けやすい水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維があります。腸の働きを改善するには、水溶性が1、不溶性が2の割合で成分を摂るようすると、バランスの取れた腸内環境になります。

水溶性食物繊維は体内で水に溶けるとゼリー状になるので、糖や脂肪分の吸収を抑える働きがあります。腸内細菌の影響を受けて発酵する性質があり、腸内の環境を良くする善玉菌を増やしたり粘膜を整える作用を持っています。水溶性食物繊維を多く含む食べ物には、ごぼうやオクラ、アボカド、ドライプルーンなどがありますが、グリーンスムージーの材料に向いている野菜は、明日葉やモロヘイヤ、バジルなどがあります。フルーツではゆずやきんかん、キウイフルーツ、パパイヤが当てはまります。

不溶性食物繊維は水に溶けにくいので、体内に入ると水分を吸収して量が増し、それが腸を刺激するので排便を促す効果が期待できます。腸内に残っている不要な物質と老廃物を持ち去って一緒に体外へ排出する働きもあるなど、デトックス効果に優れた成分です。不溶性食物繊維を含む食べ物には、インゲン豆やあずきなどの豆類、とうもろこし、干しシイタケなどがありますが、グリーンスムージーに最適なのは、野菜なら菜の花や春菊、ほうれん草、フルーツにはラズベリーやブルーベリー、レモンなどがあります。不溶性食物繊維を含む代表的な食材のさつまいもや豆類は、デンプン質なのでグリーンスムージーの材料には適していません。材料選びには、スムージー作りに向いている食材を選びましょう。

乳酸菌を含むヨーグルトは腸の環境を整えることで有名ですが、スムージーの材料に加えるのは避けましょう。ヨーグルトの成分を摂りたい時には、一緒にミキサーにかけるのではなく別々に摂るようにします。簡単にたくさんの栄養が吸収できると話題を呼んでいるスーパーフードなら、グリーンスムージーのトッピングに最適です。

水で戻したチアシードやバジルシード、ビーポーレンなどをスムージーの上にのせるだけで、便秘対策と栄養バランスの取れたドリンクができあがります。アサイーやカムカムのようなフルーツ寄りのスーパーフードなら、そのまま材料に利用できます。排便を促すには水分を摂ることが必要になるので、できるだけたくさん飲むようにしますが、冷たい飲み物よりも温かい飲み物の方が内臓の働きを高めてくれます。

ただ、ビタミンやミネラルには温めると栄養素が壊れてしまう物もあるので、常温で飲むようにします。

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