キャッシングとは

by watashi on 2016/3/7

キャッシングというのは、銀行・信販会社などの金融機関や消費者金融から現金を借りる…融資を受けることを言います。融資を受けるといっても、住宅ローンなどの大口の融資ではなく、個人向けの小口の融資です。

これまでは、キャッシングといえば専用カードを使ってCDやATMからお金を引き出す…というタイプが主流となっていましたが、昨今ではインターネットの普及に伴って、インターネットを介してキャッシングを申込み、既存する自分の指定口座へ振り込んでもらう…という新たなタイプのキャッシングが多く利用されています。もちろん、専用カードを使ったキャッシングも昔と同じく多くの方が利用していますが、利用方法を選択できるのは嬉しいですよね。

キャッシングは、ただ小口融資を受けるだけのものであり、いわゆる銀行が取り扱っている目的別ローンのような使途が制限されていることもないので、借りたお金は基本的には債務者(融資を受けた者)の自由に使うことができます。ただ、金融機関や業者によっては、事業資金目的の融資は行っていないところもありますので、利用する際には十分に注意してください。

手軽に融資を受け、そして返済することができ、また使途も自由…というのが、若い方や主婦層に特に高い人気を得ているわけですが、銀行が扱っている目的別ローン等よりも設定されている金利は高めであるため、注意が必要です。現在のキャッシングというのは、即日融資が主流となっています。つまり、申込みを行ってから実際に融資を受けるまでの時間が短時間であるということです。申込んだ時間帯によって、また金融機関や業者によっても異なりますが、大抵の場合、午前中に申込めばその日の午後には審査結果も出て、審査に通っていれば契約を行い、融資を受けられるようになっているところがほとんどです。遅くとも、翌日中には可能です。

即日融資が可能だということは、急に現金が必要となった場合でもすぐに対応してくれるということですから、例えば、現金の手持ちがなく、銀行のキャッシュカードも所持しておらず、自宅に帰ってお金を取りに行く時間もないのに、急に食事へ行くことになったり、出張に行かなければならなくなった時…でも、慌てる必要がないということなんですよね。

更に、契約時に決められる(正しくは、審査結果によって決められるのですが)キャッシングの利用限度額の範囲内であれば、繰り返し何度でもお金を借りることができますし、同様に返済もCD・ATMでいつでも行うことができますから、キャッシング契約をしておくと、いろいろ便利であることは確かです。借りた分を完済しても、そのまま契約は続いていますから、完済した3ヶ月後に再び急な出費がある場合でも、契約が続いている限りはお金を借りることができるのです(もちろんその場合は、再び契約手続きを行う必要はありません)

キャッシングを利用したい場合、融資を希望する人であれば誰でもお金を借りれるわけではありません。申込みを行った後、金融機関や業者による本人確認と、お金を貸してもきちんと返済することができるか…という信用を図るための審査が行われます。一般的なローン(住宅ローンや自動車ローン、目的別ローンなど)でも審査は当然行われますが、融資額が低いのもあり、キャッシングの審査はそれほど厳しくはありません。…だからこそ、審査結果もスピーディに出るわけですが、本格的な審査というよりも、簡易審査と言った方がもしかしたら正確かもしれませんね。キャッシングでは、審査を行うことで、融資の可否や最大融資額が決まりますが、この審査も誰もが受けられるわけではなく、申込条件が存在します。金融機関・業者によって異なりますが、一般的には、18歳以上または20歳以上であり、定職を持っている方…が申込条件です。ここでいう定職というのは、正社員だけを指しているのではなく、アルバイト・パートや、定職を持っている配偶者を持つ専業主婦も含まれます。収入額がどれだけであろうと(収入額によって返済能力も判断されるので、最大融資額には影響しますが)、とりあえず長期に渡って勤めており、安定した収入があれば良い…ということですね。つまりは、このことからも判るように、かなり審査は甘い…ということになります(もちろん、年齢が20歳以上であり、定職を持っている方であっても、審査に落ちてしまうこともあります)

なお、キャッシングでは、担保・保証人は不要となっています。担保とは、将来生じる可能性がある不利益・損害に対して、それを補うための保証、または保証するもの…を指します。金銭の貸し借りで挙げれば、債権者(お金を貸す側)が、万が一、債務者(お金を借りた側)が返済不可能となってしまった時のことを想定して、損失が出た分を埋められるよう、あらかじめ債務者からそれ相応の利益を得られる動産・不動産を預かっておく…ということです。そして、債務者が無事完済した場合は、その債権者が預かった動産・不動産は債務者の下へ戻りますし、万が一、返済することができなくなった場合は、動産・不動産を販売するなどして、損失に充てることになります。ちなみに、不動産というのは土地・土地の定着物のことで、動産は不動産以外の有体物・無形名債権のことを言います。

また、保証人というのも、実は担保の一種です。正確にいうと、動産・不動産を債権者に預けるような担保は物的担保というのですが、一方で保証人は人的担保の扱いになるんですね。保証の効果というのは物的担保と似ており、債務者が万が一返済できなくなった場合、その返済を保証人に対して、債務者と同じ内容の履行を求めることができる…というものです。もし、保証人はそれに応じない(弁済を履行しない場合)は、保証人の財産を強制執行することも可能となるのです。家族や友人知人が、お金を借りる際などに「保証人になって」と頼まれることもあるかもしれませんが、いくら家族・友人知人とはいえ、保証人になるということは万が一のことが起こる可能性ももちろんあるわけで、その場合に被る損害のことも考える必要があります。気軽に保証人になってしまったばかりに、その友人が返済できなったため代わって自分が借金を背負うはめになることも決して他人事ではないのです。実際、保証人である自分も債務整理をしなければならなくなった…という例もそれほど珍しいことではないのです。

さて、キャッシングでは、その担保も保証人も不要となっているわけですが、この場合、金融機関・業者が指定する保証会社が保証人の代わりとなります。保証会社が機関保証するため、債務者は保証人を用意する必要がないんですね。機関保証というのは、保証料を支払うことで、保証会社が連帯保証人の役割を果たす制度のことを言い、信用保証協会・信用保証会社など保証を請け負う法人になり、もしも債務者が返済できなくなった場合、債務者に代わって債権者が返済を代行することになります(なお、保証料は大抵の場合、債務者が契約する際に諸経費として支払います)ただし、それで債務者の返済義務がなくなったわけではなく、債務者は代行してもらった返済分を、今度は保証会社へ支払わなければならなくなります。いわゆる返済の延滞・貸倒れが発生してしまった場合、保証会社が金融機関や業者へ代位弁済を行う一方で、保証会社が債務者から債権回収することになりますので、取立てに遭う可能性がある…ということですね。そもそも保証会社は、債務者のための保証ではなくて債権者側の保証であり、万が一のことを考えて債権者側が用意する保険のようなものです。保証会社は債権者が損失が出ないようにするために存在しますし、そして保証会社は保証会社で、債権者に支払った分を債務者に請求するわけですから返済から解放されるわけではありません。「保証人不要」という言葉が、より気軽に融資を受けられるようなイメージを持たせてくれるかもしれませんが、だからといって返済の責任がないわけではなく、寧ろ、自己責任で融資を受ける覚悟がなければならないのです。

キャッシングは少額であれお金を借りる行為です。きちんとした目的があり、そして返済の目途がついているのであれば良いですが、例えば、別の借金を返済するためにキャッシングしたり、ギャンブルや娯楽の散財を埋めるためにキャッシングする…といった理由でのキャッシングは、いくら使途に制限はないとはいえ、健全な使い方ではありません。寧ろ、別の借金を返すことを目的としたキャッシングは、逆に借金を増やしてしまう可能性があり大変危険です。あくまでキャッシングは、明確な使途と必要性、そして返済能力が十分にあり、周囲に明確をかけない方が利用するものなのです。

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